蛇口の無いお風呂
おうちのリフォームが完成しました。
おはようございます。
甲賀市でココロとカラダのハッピーごはん haruです。
と、言ってもお風呂とそのまわりを直しただけなんですが。
最近のお風呂って、蛇口がないんですね。驚きでした。
全て、パネル操作。
お湯はりも、追い炊きも。
お風呂に入るには、パネルを操作できないと入れないんですよね~💦
まずは、勉強からってこと?
便利なのか、不便なのか。考えてしまいます。
変わりゆくのが世の中。ついていけない私。
便利って、どういうことなのかな…
でも、湯加減はちょうどだし、お湯はりが完了したら勝手に湯は止まるし、
「お風呂が沸きました♡」なんてお知らせまでしてくれる。
確かに、便利。
昔、昼間に浴槽に水をはり、
夕方になると、薪を2,3本ナタで細く割り、お風呂の炊き込み口から新聞紙を入れ、
火をつけて、お風呂を焚く。薪で焚いたお風呂、ほんのり炭のにおいがして、温かかった。
毎日やっていると塩梅がわかってきて、薪の本数でお湯の温度が予測できるようになり、
今日は少し寒いから、最後の薪は太めの薪を選んだり、
雨の日は、薪が水分を吸って湿気ているから、新聞を多くしたり
焚きつけに時間がかかる日もあれば、薪がすぐに燃え尽き、次の薪を入れるタイミングを逃す日も。
ナタで指をきることもあった💦
うちは両親がとも働きだったので、祖母に面倒を見てもらいました。
下に妹が二人いたので、夕方は忙しい時間。
小学生高学年になったら、お風呂焚きを任されました。
いやぁ、うれしかったです。
危ないからダメ‼って言われていた火を使えるなんて。
ナタを扱えるなんて。
大人として、認めてもらえたんだ!って。
祖母は、見ていたんでしょうね。お風呂焚きをいつ任せられるか。大丈夫か。
「任せられる」仕事でもこんなにうれしいことはありません。
もちろん、責任もついてきますが。
その仕事を、自分なりに組み立てることができます。許された範囲で自分のやり方に変えることができます。
自分の勘を磨くことができ、それは経験となります。
仕事、楽しくなっちゃいますね。
なんでも、機械がやってくれる世の中。
オッケイ グーグルの世界。言葉を放てば、望みが叶う。
ドラえもんの世界。
でもね、薪の本数の勘とか、天気との関係の相互的な判断とか。
臨機応変な経験とか勘、成長できる喜び。お風呂焚きという小さな仕事から得るものは大きかったように思います。
最近は、模索して成長することが少なくなっているような気がします。
小さい頃に、得た勘とか経験って大人になってからも役に立つとおもうんですよ。
便利を手に入れたけれど、手放したものもあるのでは?
でも、お風呂 本当に快適です。
エコ給湯、停電の時は、どうなるのかしら。
パネル操作出来たら、なんとかなるんだろな。
湯船につかりながら、アレコレ考えるharuでした。
この記事へのコメントはありません。